いまどき九大生!! 学生×糸島ライフ

 

今月の九大生

 

中野由依

九州大学医学部保健学科2年生

出身地:熊本県八代

好きな映画:ハリー・ポッター

好きな俳優:向井理

 

今回は、糸島の地域活性化を目指す九州大学の学生団体iTOPに所属する中野さんにお話を伺いました。様々な活動を行っているiTOPですが、中野さんはその中で「九大生の教える科学と未来の体験教室」(以下、科学教室)というプロジェクトに取り組んでいらっしゃいます。

 


「こんにちは! 今日はお忙しい中ありがとうございます。早速ですが、この科学教室プロジェクトとはどんなものですか?」


「教育面からの地域活性化を目的とし、大学で学んだことを地域の子供の教育に生かすというプロジェクトです。今まで開いた教室の一つである紙飛行機教室では、どうして飛行機が飛ぶのかを考えてもらい、それを理解した上で実際に紙飛行機を飛ばす流れで進めています。」


「子供たちに科学の原理を理解してもらうのは難しくないですか?」


「そうですね。小学生を対象としているので、簡単な言葉を選んで身振り手振りを加えながら説明することを心がけています。そうすることで子供たちはかなり理解してくれますよ。子供達が『そうなんだ!』って笑顔になってくれたときは嬉しいですね!そんな顔を見ると、やってよかったなって思います。」


「子供たちが楽しんでいる姿を見ると、元気をもらえますよね! 保護者の方や地域の方からはどんな反応がありますか?」


「保護者の方は子供と一緒に楽しんでくださいますよ。地域の祭りやイベントで科学教室を開くと『来年もよろしく』と言っていただきました。大学生が小学生に何かを教える機会はめったにないと、毎回好評をいただいています。」


「大学生にとっても大変貴重な機会ですよね。」


「そうですね。大学生にもなると子供と関わることはほとんどないので、子供と触れ合うと童心に還ることができます。また、原理を子供に分かりやすく教えるにはまず自分がしっかりと理解しておく必要があるので、自分の勉強にもなりますね。他人に分かりやすく説明する力も、この科学教室を通して身についてきたんじゃないかな、 と思います。」


「なるほど。これからの科学教室はどのようにしていきたいですか?」


「教える分野と対象年齢、開催場所を拡大して、より多くの子供達が参加してくれたら嬉しいですね。子供の興味を引く新しい分野を企画していきたいですし、小学生だけでなく中学生向けの科学教室も開催していきたいと思っています。」


「がんばってくださいね!さて、ここからは中野さんの学生生活についてお話を聞きたいと思います。県外から九大伊都キャンパスに来た時の第一印象はどうでしたか?」


「『田舎だなー』と思いました。でも、iTOPでの活動やイベントを通して糸島の色んな魅力に気づきました。海や山が近いし、こだわりのお店もたくさんありますし、気さくに話しかけてくださる地域の方も多いんです。」


「今までどんなイベントに参加しましたか?」


「地域の方との交流会や『糸島三都110キロウォーク』などに参加しました。交流会では糸島好きな30代~60代の方の面白いお話が聞けますし、私たちiTOPの活動を知っていただく機会でもあります。110キロウォークはとてもきつかったですが、完歩した時の達成感はすごかったですよ。イベントの他にも、山に登ったり牡蠣小屋に行ったりと、とても楽しいです!多くの九大生にもっと糸島の魅力を知ってもらいたいですね!」


「糸島だからこそできる学生生活を楽しまれているんですね!最後に読者の皆さんに一言お願いします。」


「私は今では本当に糸島が大好きになりました!専攻の勉強のため馬出病院キャンパスに移ったのですが、これからも足繁く糸島に通おうと思っています(笑)。どこかで見かけたらぜひ声をかけてください!」

 

記者:大塚 明香

▲科学教室の一コマ

子供たちが一生懸命、万華鏡を作っています!

▲糸島三都110キロウォーク

完歩しました!まだまだ元気なときです!!

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