いまどき九大生!!

連続ドラマ『いと』小田監督に迫る。

 

今月の九大生

 

小田 憲和

九州大学大学院芸術工学府2年

好きな映画:ロード・オブザ・リング

好きな女優:橋本愛

代表作:『島の空はまだ青く』、『そこに在るとして』、『windmill』


今回は九州大学の学生でありながら、若手映像クリエーターで映画監督としても活躍する小田憲和さんにお話を伺いました。小田さんは福岡を中心に活動し、現在は糸島を舞台にした連続ドラマ『いと』を手がけていらっしゃいます。

 

「こんにちは!お忙しい中ありがとうございます。まずは趣味や学生生活で頑張っていることを教えて下さい。」

 

「映画を観ることや、友だちと飲みに行くことが好きです!ただ最近は『いと』の撮影につきっきりですね。夢の中で撮影をしていることもあります()。」

 

「映画漬けの毎日ですね! 映画を撮るようになったきっかけは何だったのですか?」

 

「もともとはゲームのCGを作りたかったんです。でも作っているうちに実写にも興味が移っていって、短い映像を撮影して友達に見せるようになりました。長めの映像を撮り始めたのは学部4年生の頃からですね。その頃から人を巻き込んで、人と人がつながっていく楽しさを映画に感じ始めました。」

 

「最初から映画を撮ろうとしていたわけじゃないんですね。現在撮影中の『いと』は糸島を 舞台にしているそうですが、糸島を選んだ理由は何ですか?」

 

「やっぱり自然がきれいだという点ですね。『いと』は青春ものなので、自然豊かな所で撮りたかったんです。もう一つはiTOPの存在です。地域に密着した映画を撮るのは、その地域 の人との関わりがないと難しいんです。既につながりを持つ団体があったおかげで、撮影にこぎつけるまでがスムーズになりましたね。」

 

「お役にたっていれば嬉しいです!『いと』には糸島の一般の方も出演されているそうですね。

 

「はい。今はまだ多くのエキストラの方に出演していただくということはないですが、いずれはそういうシーン

を撮りたいと思っています。やっぱり人が多いほうが迫力のあるシーンが撮れますし!糸島は自然が綺麗なだけじゃなくて、心があたたかくて協力的なひとがとても多いんですね。家を撮影場所として借りるときも、快く受け入れてくれました!」

 

「なるほど! それでは『いと』に期待することや、作品を通して伝えたい思いなどはありますか?」

 

「一番にはやっぱりストーリーを楽し んで欲しいと思います。そして糸島に住む人には、『糸島にこんなのがあるんだ!』と新発見をして欲しいね!」

 

「楽しみですね!『いと』での撮影秘話などはありますか?」 

 

 「キャスト二人が海に飛び込むシーンの撮影の時に、一度海に飛込む前までのリハーサルをしようという話になったのですが、キャストの一人が勢い余って中途半端に飛び込んで服がびしょ濡れになっちゃって!次の日に撮り直しになっちゃいました(笑)。」


「撮影現場も楽しそうですね!完成したドラマはどこでみられるのですか?」

 

「糸島で上映会をやる予定です。iTunesでのインターネット配信も考えていますね。」

 

完成が楽しみです!それにしても、学生のうちから多くの人を巻き込んで映画製作に取り組まれるパワーはすごいですね。」

 

「どうせいつかやるなら今やりたい、というのが僕の思いなんです。おもしろいと思ったことはすぐにやりますね!」

 

「では最後に、小田さんの今後の夢を教えて下さい。」

 

「若い人材を生かして、映画で福岡からムーブメントを起こしたいですね。現在は若手の俳優や女優が東京に出ていってしまうので、福岡で演じる場を増やす第一歩になれたらと思います!」

 

「今日は貴重なお話、ありがとうございました!」

 

記者:松尾幸継


~連続ドラマ『いと』~

糸島を舞台に高校生の男女七人が成長する様子を描いた青春群像劇。彼らの友情や恋愛、現代の社会問題を切り口に物語は展開していく。

 

連続ドラマ「いと」序章

 

【完成披露上映会@前原中央商店街】

11/24(土)16:00~ 角屋食堂

(福岡県糸島市前原中央3-20-1)

11/25(日)16:00~ みんなの家「みちくさ」

(福岡県糸島市前原中央2-4-15)

※両日とも席に限りがあります。

 

あいとっぷ

「地域活性化を通した自己成長」というコンセプトの下、「地域活性化プランコンテスト」や小学生向け科学教室など、地域住民や学生を巻き込んだ活動を行なっています。

 

詳しくはホームページをご覧ください! http://itop.jpn.com/

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