開放的で安心感のあるカウンセリングルーム
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発達障害は天与の才。

こどもの国心の発達クリニック

 

こどもの才能を伸ばす教育を。


 去年の10月に開業した、周船寺西の交差点近くにある「こどもの国 心の発達クリニック」では、発達障害、およびストレスなどさまざまなこどもの心の問題を治療しています。院長の横溝先生にお話しを伺ってきました。 このクリニックには、不登校になってしまったこどもや発達障害(広汎性発達障害/ADHD 注意欠陥多動性障害、アスペルガー症候群など)を抱えているこども、そしてそんなこどもの育て方に悩む親が来院します。カウンセリングをして治療するのですが、横溝先生に言わせると「カウンセリング」ではなく、「子育てのコツの伝授」なのだそうです。 「発達障害は天与の才」と、横溝先生。「発達障害をもつこどもたちは、健常児(凡人)とは違った様々な特性を持っています。ところが親は隣の子と同じであってほしいと願い、学校(先生)は社会性をつけるため「和をもって尊しとすべし」の考えを熱心に身につけさせようとしますが、これが彼らに合わない子育てや指導になり、天与の才を摘み取ってしまう。こうなると、社会性はない、強みもない、さらにトラウマによりとげとげした大人を作り上げてしまいます」と、おっしゃっていました。まずは親に子育てのコツを伝授し、親子の絆をしっかり切れないようにします。次に教育現場(学校)にも働きかけ、学校での教育方法を提案していきます。そういった子育てのコツの伝授、服薬、家庭・学校調整などを、このクリニックでは行っていきます。 こういった医院は多くなく、福岡市西区や糸島市ではこのクリニックが唯一なのだそうです。小郡からの患者様や、西からは伊万里から来られる患者様もいらっしゃいます。「子育ての悩み」となると、児童相談所などに相談してしまいがちですが、そういった施設では、彼らにとって本当に良い教育方法を教えてもらえるかというと、そうではないそうです。もっとこのような医院が広く認知されれば、才能豊かなこどもが日本にあふれかえるのではないでしょうか。 余談ですが、エントランスには、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書かれるなど、全国で活躍されているダウン症の書道家、金澤翔子さんと、その母、金澤泰子さんの字が飾ってあります。それぞれがお互いへの思いを込めて書いて頂いた「母」と「子」の字は、書道について詳しくないものでも感動してしまう凄味がありました。来院された際は、ぜひ一度ご鑑賞ください。

福岡市西区周船寺1-5-25-4F 092-805-5020(予約制)[診療時間]平日/9:00~18:00

土曜/9:00~17:00[休 診 日]水曜午後・日曜・祝日

当院のために書き下ろされた、金澤親子の筆字
当院のために書き下ろされた、金澤親子の筆字