食育・子育て・世代間交流のふれあいの場。

ふーど工房 しまうま

 

「地産地消」「手づくり」「安心安全」がテーマのレストラン。

 

旧志摩町にある、現在の糸島市健康福祉センターふれあい(東側奥)に開店3周年目に入った「ふーど工房しまうま」をご紹介します。「ふーど工房しまうま」はNPO法人「食が紡ぐいのちの輪」が運営しており、地域住民に対し、「食」を中心に据えたまちづくりをめざして「食育」・「子育て支援」・「世代間交流」をテーマに事業を行なっているコミュニティレストランです。運営は、農業者・元給食調理員・現役保育士・元民生委員など様々な分野の有志が地域のために何かできたらとの熱い思いで関わっています。「ふーど工房しまうま」運営にあたっては、「よりよい居場所づくり」をめざして他地区の支援センター各所の視察に出かけるなど、6年にわたりあたためていたプランだそうですが、糸島市の合併時期とも重なったため、開店にこぎつけるまでには幾多の試練があったようです。 店内は糸島市健康福祉センターふれあいと繋がるカタチになっており、フロアー全体がバリアフリーで、小さなお子様連れのお母さんがフロアーに座ってゆっくりできるスペースを確保し、授乳室もあります。お店全体が広々とした空間の割には座席数を少なくしているのも子育て支援の考えに基づくものです。食に対する考え方も、地産地消をめざして食材はできるだけ糸島の新鮮な食材を使用しています。    時には、直接農家さんから野菜を分けてもらったり、珍しい野菜をご紹介いただくことも。特に糸島には昔の伝統的な習慣として、地域で「おこもり」や「炊き出し」を通じて次の世代に食を伝える機会があったのですが、現代では、地域行事も減り、おふくろの味や、昔の知恵・知識を知らない子育て世代が増えてきています。

お客様が食べて「美味しいですね。作り方を教えてください」と言われることもしばしば。そんな時には、単なるレストランと異なる食育の観点から、気軽に料理法やアドバイスに応じられています。離乳食も大人の食事をちょっと一工夫することで、簡単に作れることをお伝えしたこともあります。お母さん方が嬉しそうに調理法を聞いてくださるのは、とてもやりがいを感じられるそうです。

レストランのメニューにもその姿勢が反映されており、食材は基本的に糸島地域の特産、それも旬の美味しい時期に出されています。毎月2回のお得なランチバイキングも好評開催中で、お子様連れで賑わっています。レストラン内での各種体験講座をはじめ、週一回小学校の児童クラブへのおやつの提供、子育て支援の一環としてピザやパン作りの体験活動など、本業とレストラン業務のかたわら、地域のために身を粉にして頑張るお母さんたちでした。

 

コミュニティレストラン ふーど工房しまうま(ふーど工房しまうま内 糸島小麦のぱん工房 ぽこぽこ)

福岡県糸島市志摩初1番地 糸島市健康福祉センターふれあい内

11:00~16:00

毎週月曜日定休 ※日曜日予約のみ

お問合わせ/080-5603-1481

URL:http://shokunowa.org/

 

◆ランチ・カフェメニュー/11:00~14:00(オーダーストップ)

しまうまランチ(日替わり) 680円

ヘルシーハンバーグプレート 700円

こうまプレート(ジュース付) 500円

その他カレー・スパゲティー

各種ドリンク

 

◆ランチバイキング(毎月第2・第4木曜日)/11:00~14:00

中学生以上/1,000円

小学生/750円

4さい以上/500円

3さいから/250円

・シャキシャキ!新鮮サラダ

・焼きたてほっかほか糸島小麦パン

・地元野菜をふんだんに使ったお惣菜

・心も身体もポカポカスープ

・おいし~い、季節のフルーツ

☆仲良しグループやファミリーのご予約承ります。